2016/11/01

10月のランニングと、かもしかハーフマラソン2016

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残暑厳しく体調不良も続いており、環境の変化があったプライベートな部分でも疲弊してしまい、10月のトレーニング量も少なくなりました。
当然、パフォーマンスダウンは大きく、昨年の自分が嘘のようで、「キロ4分15秒でフルを走りきるだなんてどうかしてる。変人に違いない」と思わずにはいられないほいど初心に戻ってしまいました。

しかし、マラソン大会のエントリーの頃は、こんなに不調が続くとは全く知らなかったわけで、エントリーした大会が続々と迫ってきます。
10月はクォーターとハーフの2戦。
クォーターは悪天となってしまい、エントリー費用も破格値だったこともあってDNSとしました。
ハーフは近場ということもあり、とりあえず参加。
現状では完走も厳しかったため、歩いてでも完走を目標にしました。

この日は晴れて気温がグングン上昇。高低差のあるハードなコースで、体調が絶好調であっても好タイムは出ないコース。
会場は役場や図書館などがある大きな施設で、公園も広く準備や待機は快適です。トイレの混雑もほとんどありません。





参加賞は地元の萬古焼のお茶碗。これはうれしい。



一応、いつもの通りのレース装備をし、完走が目標にも関わらず、1時間30分のペーサーさんの近くに並びスタートしました。





スタートしたところ、テンションが上っているのかハイペースが維持でき、順調に走れました。当然、後半はガタ落ちになると思っていたので、とりあえず行けるところまで行ってみようといった考えで走っていました。



今回は高速道路の工事のため、直線だったコースが屈曲するようになり、混雑での危険度を予想して参加者の募集数を減らしています。
その甲斐もあって非常にスムーズで、安全も十分確保されていました。



風はほとんどなく、日差しが強くてかなり暑かったです。



前半は見晴らしのいい平坦なコースで、ペースは維持しやすいです。





県道を走って左折すると、上りが続く山道に入ります。



日陰があって涼しくなるものの、ペースは一気にガタ落ちします。30階建てのビルを上るほどの高低差。
これを越えると一気に下り。
上位陣の女性ランナーさんに追い付きました。ハムストリングの筋肉が発達していますね。



鈴鹿山脈を見ながら走ります。



彼女が女子トップ。体型や筋肉が完全にアスリートしていました。抜かれたあと付いていけませんでした。




ゴール直前のラストスパート。それでも写真を撮っている自分がすごいというかアホというか。



結局、アドレナリンの影響か予想外に速く走れ、自己ベストとは9分近くも遅いのですが、90分を切るタイムで完走できました。



着替えたあと、ジャンボフランクをかじりつつ会場をウロウロしたのですが、変わった植物を使った汁物がありました。



マコモタケと言うそうで、田んぼに生えるのだそうです。



このマコモ汁というのが絶品で、白に黒いツブツブがあるものがマコモタケで、これはそんなに味があるわけではないのですが、これ以外に具がタップリ入っており、なんとたったの200円。かなり美味しかったです。

というわけで、体調が悪くほとんどトレーニングをしていなかったにも関わらず、そこそこのタイムで走り切れたのは驚きでした。
ただ、フルマラソンはこんなわけにはいきません。
11月はフルが2本。
そのため、10月のトレーニングの後半はロング走を行いました。気温が少し下がったこともあり、ペースは遅いものの何とか走ることができました。
年代がワンランク上がり、昨年と同様のトレーニングをこなせていれば上位を狙えるはずだったのですが、残念ながら今季は無理。
これも一つの良い経験と思うようにし、迫ったレースを確実にこなしていくことを目標にして、マラソンという単純でありながらも奥深い趣味をしっかり味わっていこうと思います。