2016/01/31

1月のランニング

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1月は正月に10㎞のレースがあったのですが、初参加でコースが把握できておらず、付けていたEPSONのGPSウォッチも測位エラーとなり、距離もペースもコースもわからないままゴール。
しかしこのレースで10㎞の自己ベスト更新。
12月に左足がシンスプリントとなり、このレースでも痛みは続いていたのですが、そんな状況であったのに自己ベストが出たのはビックリでした。
しかし、この日の晩にノロウィルスに感染。。。
嘔吐を繰り返し2日間絶食となり、とりあえず3日で治ったものの、その後は体質が変わったかのように力が入らず気力も出なくなってしまいました。
しかも、このレースでシンスプリントの痛みが悪化。歩くだけでも痛む状態になり、1週間経ってもよくならず、ゆるく走ったり歩いたりを繰り返すのが限界でした。

そんな中、17日にフルのレースが。
DNSはする気はなかったものの、初のDNFのつもりで参戦。
しかし、ゆっくり休んだのが良かったようで、足の痛みはあったものの、ノロで体重が落ちたのもあって体が軽く、思いの外調子よく走れました。
結果2時間54分台と、今シーズンのフルはグロスタイムですべて54分台となりました。

もちろんこのレースでシンスプリントは激しく悪化。そんなことを繰り返していたため、今月の走行距離は238㎞と非常に少なくなりました。
痛みの回復のため、トレーニングらしきメニューは行わず、回復を早めるための軽めの運動やジョグ、ウォーキングに終始。走る場所も芝と地面の球場を使いました。
ただ、痛みの影響がない補強(ウォーキングランジや体幹トレーニング)だけはしっかり取り組みました。

そして月末に5㎞のレースに参戦。
5㎞のレースは初参加で、タイムトライアルも行ったことはなく、10㎞のレース(36’51)の半分のタイム(18'26)の、マイナス30秒(17’56)を目標にしました。
初参加のレースだったので、コースの状態がわからず、起伏の影響でペースが乱れたものの、タイムは17’27と、目標を上回ることができました。

5000mって難しいですね。どこまで突っ込んでいいのかわからないし、心臓バクバクで走っているので、ちょっとした起伏があるだけで、一気にレッドゾーンに入ってしまいます。そしてこのコースは後半が上り基調だったので、距離が伸びるほどにペースダウン。ラストスパートはまったくできませんでした。
ゴール後も苦しさが一向に癒えず、身の危険すら感じてしまいました。ただ、運良く入賞できたので、ズタボロになった甲斐がありました。

今シーズン、毎月のようにレースがあったのですが、雪の可能性が高い2月は1戦も入れておらず、のんびり過ごす予定です。
でも、ストレス発散と健康維持のため、最も寒いこの時期でも、ランニングはコンスタントに続けます。
ポイント練習も、集中力や忍耐力に磨きがかかるので、定期的に行う予定。
ランニングは本当に楽しいですね。いい趣味に出会えて幸せ満喫中です(^^ゞ

2016/01/26

駅伝マン

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「練習のほうはイマイチです」と言って彼は首を振った。「ほかのどの国よりも、日本では陸上競技が愛されている。ケニア以上に。でも、練習方法がイマイチなんです。もしケニアと同じ練習をすれば、世界記録はすべて日本人選手のものですよ」

~しかし、日本の練習のどこが悪いのだろう?

「若いときから練習のしすぎですよ」とケニア人選手は答えた。「ナイロビにいたときの僕の1万メートルの自己ベストは28分52秒。日本に来て3年経ったいまでも、タイムはまだ28分32秒。今日、僕は区間トップのタイムで走った。でも、二日後の水曜日に別の区間を走らなきゃいけない。また17キロも。それから次の日曜日に、大学駅伝の大きな大会が控えてるんです。
25歳までに、日本のランナーはみんな燃え尽きてしまう。子供の頃から、厳しい練習をしすぎなんです。それも、すべてアスファルトの上でね」

アスファルトで走ることは問題なのだろうか?

「大問題ですよ」と彼は答えた。「それに、日本人指導者は厳しすぎる」

周囲の日本人にこんな話ができるわけもなく、しきたりにただ従うしかないとケニア人は訴えた。
それでも、日本での練習がランナーとしての自分の将来に悪い影響を与えやしないか、彼は憂慮しているのは明らかだった。でも考えてみれば、これまで多くのケニア人やエチオピア人選手が来日して実業団で練習を積み、世界の舞台で大活躍してきたはずだ。
「そういうケニア人選手は」と彼は言う。「大きなレース前にケニアに戻って練習量を減らすんです」

アダーナン・フィン著『駅伝マン 日本を走ったイギリス人』P.126より
会話のケニア人選手は、日本に留学し実業団にも入り、北京オリンピック男子マラソンで金メダルを獲得した、故サムエル・ワンジル氏。
留学中の時の会話。


駅伝マン──日本を走ったイギリス人

2016/01/23

オススメのマラソン本

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マンガは読んでいないので知らなかったのですが、この本の著者は結構有名なマンガ家さんで、マンガも人気で実写アニメ化、実写映画化されているとのこと。


走れ! マンガ家ひぃこらサブスリー 運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!


内容紹介を引用
”マンガ家ならではの奇抜な視点でサブスリーを実現!
目からうろこのランニングメソッド満載!

運動オンチで身体が弱く、運動会の駆けっこはいつもビリ。
中学・高校は帰宅部で大学は漫画研究会。
マンガ家になってからは机に向かいっぱなしの不摂生な生活で、気がつけば体重も増え、
10年前、友人に誘われるままに突然出場したマラソンは
なんとか全区間を走り(歩き)通したものの、タイムオーバーで失格。
その後、体重はますます増加、ついに85kgに。

そんな作者が、2014年、50歳を過ぎたところでくすぶった思いを糧に一念発起。
マンガ家ならではの、身体の動かし方、関節や筋肉という視点で試行錯誤を重ね、
ついにサブスリーを実現。55kg、体脂肪率5.1%。

30代で、体力や体型を考えてランニングをはじめる人はたくさんいますが、
とはいえ漫然と走っている方も多いのではないでしょうか。
でも、ほんのちょっと「考える」だけで、同じ体力で速く、
身体を傷めずに走れるようになります。もちろん、ダイエット効果も抜群です。

本書は、マンガ家ならではの、わかりやすいイラストを多数掲載。
身体をどう使えばいいのか、筋肉はどう動くのか、納得しながらメソッドを会得できます。
従来の「陸上経験者が教える本」とは一線を画した、
だれでも親しめる、そして走ることにわくわくできる本です。”

主な目次はこうなっています。

第1章 ひぃこらしないでラクに速くなれる近道はあるのか?

1.健康的なスラリとした美脚になったのは、フォームを意識してから
2.トップランナーや、速い人のフォームをつかめ!
3.ランニングの意識を変えるだけでいきなり速くなる!?
4.腰低意識でいこう!
5.アフリカ系の人は生まれつき骨盤が前傾しているなんてウソ
6.アフリカ人ランナーこそバネを使っていなかった
7.腕振りの、ランニングにおける重要性
8.DHCを磨け!!

第2章

1.ランニング・マン画家
2.2014年板橋CITYマラソン 8年ぶりの「荒川」は不安だらけ!
3.2014年かすみがうらマラソン フルを走って好調に? 10分短縮!
4.2015年勝田全国マラソン ダニエルズ効果で15分短縮!
5.勝田が終わってから、再び板橋CITYまでの2カ月間
6.サブスリー達成! 2015板橋CITYマラソン備忘録
7.サブスリーについての基本条項

第3章

1.趣味としてのランニングと、競技としてのマラソン
2.ひぃこらサブスリー達成の練習法
3.1人の練習がいいのか、クラブに入った方がいいのか?
4.ゲンキンな脳のリミットを外して走れ!
5.一般市民マラソンレベルでダイエットは必要か?
6.筋トレやストレッチでセルフケアは大事!
7.加齢に対しての極めて正攻法な対処
8.記録することは、ケガの予防にもなる

あとがき・・・あとがきを書くときに僕が語ること?


読んだ感想なんですが、第1章のフォームの部分に関しては、著者の方法論が詳しく解説されています。(この章はちょっと理屈っぽいかも)
私の場合は、フォームはダンスや楽器の演奏と同じで、やり方や理屈はわかっていても体で示すことが難しいです。頭でなく体で覚える必要がありますよね。
まずは走っている姿を動画で撮るとか、トレッドミルで走っている自分を鏡や窓で確認するなどして、自分のフォームの欠点を知る必要があります。
そして理屈よりも、欠点を治すための補強やストレッチを行う。左右のバランスを良くするための筋トレや、腹筋よりも胸を開き下半身を前傾するために必要な背筋をしっかり鍛える、姿勢維持をラクにするために体幹を補強するなどといったことを先に行うことが重要だと思っています。
更に短距離や中距離などペースの速い走りのトレーニングも行う。スピードが増せば増すほど変なフォームでは速く走れませんもんね。
この時に楽で速く走れるためのフォームを体で感覚的に覚えられるので、その動作を基本に、楽で速く走るためのマラソン走法に改良するといいように思います。


第2章からは自分のトレーニングやレースの体験談が書かれています。わかりやすい文章のおかげでドンドン読み進められます。
トレーニング法を具体的に解説したマラソンの教科書のような書き方ではなく、実体験を時系列でそのまま書かれているため、非常に参考になりました。
著者は、あらゆるトレーニング法を調べたようで、その方法論に対して自分なりに検証しているようです。
このあたりは、読者側からすると賛否両論ありそうですが、こういったことを試行錯誤するのもマラソントレーニングの楽しいところ。著者の意見を読みながら、自分の考えを改変、改善できるかと思います。

この本の最もいいところは、メタボ(当時82kg)だった著者が友人に誘われ、2006年(著者43歳)の時にマラソン大会に出場し、時間切れで失格に。リベンジにとまたその友人に誘われ、第1回東京マラソンに出場したもののタイムは6時間弱。
しかし、村上春樹著「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んで心機一転。これ以降、本格的にトレーニングに励みだすのですね。
そして試行錯誤しながらトレーニングを積み、体重55kg、体脂肪率5.1%の身体をゲット。
何度も大会に参加しつつ、52歳になってサブスリー(2時間58分24秒)を達成し、涙を流して喜ぶ。

”ゴール後、自分でも驚いたのですが、涙が溢れ出てきました。冬の寒い間、ずっと走り続けていた努力が実った。報われた。終わったんだ。そう思ったら自然に涙が出てきたのです。50歳を過ぎてからこんな達成感を味わって、ランニングを趣味にして本当によかったと思いました。そしてケガもなく完走できたことに感謝しました。”

これって、完全に私達市民ランナーそのものですよね。
中年の頃にマラソンを知り、レベルアップを目指してトレーニングを行い、遅咲きながら生涯ベストとなるタイムを作ろうとしている私達のような市民ランナーからすると、学生時代も社会人でもマラソン漬けの人が書いたマラソン本は、あまり参考にならないのですよね。
中年市民ランナーは、年齢に応じたトレーニングが必要であると同時に、加齢の影響があるため、短期でのレベルアップが重要になってきます。

多くのマラソンのトレーニング本は、走力別に解説されているものの、年代別では解説されていません。20代の人と50代の人とが同じトレーニングをしても、レベルが向上する量も違えば、トレーニングによる疲労を回復する期間も違います。
そのため、もっとも参考になるのは、目標レベルを達成した同じ年代のランナーさんのトレーニング日記や方法論。まさにこの本なんですね。

マラソン歴が2~3年経過し、ある程度トレーニングに関して知識が増えると、トレーニング本はどれも同じ内容に思えるようになるため、知識を増やすよりも、モチベーションを上げるために読むようになってくるのですが、この本のような体験談は、参考になる部分が多いだけでなく、読み物としても面白いため、モチベーションアップ効果も非常に大きいです。
ちなみに著者はダイエット効果をうたっていますが、私は著者より身長は1cm低いのですが、体重は60kg、体脂肪率は11%。これで2時間55分は切れるので、ここまで落とす必要はないかもです。

市民ランナーオススメの1冊です。


走れ! マンガ家ひぃこらサブスリー 運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!

2016/01/20

モバイルグッズ収納に最適なポーチ(T90Chiにも便利)

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T90Chiにはナカバヤシの8インチ用ポーチがジャストフィットとの情報を得て買ったのですが、


Digio2 タブレットケース 8インチ 対応 ブルー TBC-FIXF08NB

確かにジャストフィットではあるものの、フィットしすぎてT90Chiの本体角とポーチのファスナーが常に当たってしまう状態に。







全面のポケットにはマチがあるので、厚みがあるものでも収まるのですが、ここに物を入れると生地が引っ張られるため、さらにT90Chiがキツキツになってしまいました。
クッション材が入って保護力があっても、入れるだけでファスナーと擦れ続けるようではダメですよね。
このポーチはT90Chiよりも、8インチタブレットにちょうど良く、YOGA Tablet2の8インチような、バッテリー部分が厚い特殊な形状のものでも、無理なく収納可能です。



ポケット部分には、モバイルバッテリーを入れたり、BTの折りたたみキーボードを入れたりすることもできるし、




EC Technology Bluetooth キーボード Bluetooth 折りたたみ式 薄型 ワイヤレスキーボード

裏にもポケットがあるので、このようなタッチパッド付きのBTキーボードも収納できます。






F.G.S 7-8インチ汎用 Bluetoothキーボード タッチパッド式 マルチOS対応(Android/Windows対応) [JP配列/US配列両方対応] 超薄型 キーボード ワイヤレス[タブレットスタンド付き] 日本語取扱説明書付き F.G.S並行輸入品

そのため、このポーチはYOGA Tablet2用に使うことにし、T90Chi用はこれを注文。


リヒトラブ キャリングポーチ スマートフィット A7576-11 ネイビー B5

こちらはB5サイズなので余裕で入ります。







iPadも入るし、11.6インチのノートPCもギリギリで入りました。







ポケット部分以外はクッション材が入っており、モバイルバッテリー、ポータブルHDD、Wi-FiUSBリーダー、デジカメ、ケーブル、スタイラス、メモ帳、ペン、A5システミック、そしてT90Chiを入れられるという十分な許容量。





モバイルバッテリーとポータブルHDDをラトックシステムのWi-FiUSBリーダーで繋げば、出先でワイヤレスでポータブルHDDのデータをT90Chiで扱えるようになります。
T90ChiはmicroUSBポートが1つしかなく、ポータブルHDDを動かせる電力もないため、このWi-FiUSBリーダーはとても重宝します。


ラトックシステム Wi-Fi USBリーダー(USB給電モデル) REX-WIFIUSB1

サイドにD環が付いており、専用のベルトが付けられるのですが、別のバッグのベルトがあったので、それを付けてショルダーバッグにしました。
T90Chiが軽量のため、これだけ入ってもさほど重くないです。
ポケットにはA6のシステミックや文庫本の収納が可能です。メイン部分には単行本が縦に2冊入ります。



ちなみに、B5システミックの表のポケットは、iPad Airがスッポリ入ります。T90Chiも入ります。A5ならiPad miniがジャストフィットとのこと。





ナカバヤシのタブレットポーチは裏地が起毛でクッション材も入っていて便利なのですが、T90Chiの場合はちょっとキツいので、余裕があって収納性がいいリヒトラブの方がオススメです。


リヒトラブ キャリングポーチ スマートフィット A7576-11 ネイビー B5


Digio2 タブレットケース 8インチ 対応 ブルー TBC-FIXF08NB

2016/01/18

木曽三川マラソン 2016

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岐阜県海津市で行われる木曽三川マラソンに出走してきました。今回で5回目。
初めてマラソン大会に参加したのがこの大会ですが、単調な風景が続く河川敷を走るコースのため、トレーニング要素が大きい大会です。
その分、参加料も安くて3000円。フルマラソンでは全国的に見ても最安ではないでしょうか。
そして安くても参加賞はあり、Tシャツと大根がもらえます。この土付き葉付きの採れたて大根がビックリするほどおいしく、これが目当ての大会だったりします。



この日は天気予報ではどんより曇り空で夜は雨予報だったのですが、気持ちの良い青空に。
風も弱く絶好のマラソン日和となりました。



参加者は年々増加し、それに伴いサービスも向上し、事前に郵送される案内資料はかなりお粗末なのですが、現地での広い駐車場スペース、スムーズな受付、暖房付きの更衣室、トイレ、シャワーやロッカーが利用できる長良川サービスセンターの快適さ、案内放送、ラップタイムやペース、順位変動、過去の記録付きの完走証、種目年代別での表彰式(賞状、盾、副賞はトマトと米)、リザルトの即時公開、後日ネット公開、参加賞のTシャツと大根、走行後の豚汁サービスなど、どれも充実しています。
ただ、エイドは水のみなのと、駐車場が広大なため、遅くに着くとかなり歩く必要があります。



種目は3㎞とハーフとフル。3㎞が先にスタートし、ハーフとフルは同時スタート。



スタート前に3㎞のランナーがゴール。小中学生が懸命に走っていました。



私はフルを走りました。河川敷コースで景色に変化がなく、応援も少ないため、レース中の写真はこれだけ。







私は正月に10kmのレースに出たのですが、その晩にノロウイルスに罹ってしまい、地獄のような苦しみを味わってしまいました。
嘔吐を繰り返し下痢にもなり、38度以上の発熱が出て、2日間絶食となったのですが、治そうとする症状を麻痺させ体調を更に狂わしてしまう胃薬、下痢止め、解熱剤などの薬は一切飲まないようにしたおかげで治癒は進み、2日半で治りました。

しかし、この病気で体質が変わったかのように体力が落ちてしまい、ランニングを再開するものの、1㎞のジョグもしんどくなってしまいました。そのため、このレースまでの2週間はほとんどまともに走ることができなくなり、走ってもジョグとウォークを繰り返す程度で終了。
しかも、先月に痛めたシンスプリントとふくらはぎの痛みが正月のレースで悪化。
今回のレースは欠場するつもりはなかったのですが、人生初のリタイアになりそうな覚悟で参加しました。

やる気がない状態で不安なスタートを切ったのですが、無理に飛ばすことなく、力むことなく、無駄な動きを極力減らし、常にリラックスした走りを意識する弱気な走りが功を奏したようで、思った以上に快適に走ることができました。
足の痛みは常にあったのですが、これをかばうようにしたため、優しい着地と、ふくらはぎの筋肉を使わない足運びを意識でき、さらに負担が軽減。

後半、若干ペースが落ちたものの、大幅に遅くなることなく、ネットタイムで2時間54分12秒でゴール。この大会でのベストタイムで走れました。
データはこちら。

今シーズンのフルはこの大会を含めて3レースあったのですが、グロスタイムでは、

あいの土山 2時間54分01秒
いびがわ 2時間54分35秒
木曽三川 2時間54分24秒

どれも似たようなタイムとなりました。自己ベストには及ばずこれが今の実力のようですが、どのレースも失敗することなく、全力を発揮できたようです。レベルアップはできなかったのですが、コンスタントに力を出せたことでの自信が付きました。


この大会は参加者が増えてきたのもあり、数年前に比べるとレベルが高くなってきました。
私が初参加した2012年のフルの出走者は250人だったのですが、
250人→638人→811人→1140人
と、年々大幅に増加。
過去には運良く年代別で優勝をしたこともあったのですが、今は3位入賞も無理で、私は現在49歳なのですが、50歳代だとしても3位に入れない状態でした、

男子総合トップは2時間36分17秒(30歳代)
40歳代トップは2時間41分16秒
50歳代トップは2時間51分52秒

トレーニングモードのローカルな大会ですが、1140人(男子992人)中、41位までがサブスリークリア。
上位陣のレベルは高いです。

この大会、景色が単調で、応援もほとんどないのですが、それでもコース上で応援してくれる方が数名見えて、スケッチブックに
「自分に負けるな!」
と書いてくれた応援には、ものすごく力をもらうことができました。
苦しい走りの最中でのこの一言は、インパクトが大きく効果絶大。我に返って気を引き締め、自分にムチを打つことができました。
ありがとうございました。

表彰式の様子。





市制10周年ということで、10位にはなんと米10kgプレゼント!ゲットされた方は大喜びされていました。

スタッフのみなさん、応援をくれた方、走りながら切磋琢磨できたランナーのみなさん、ありがとうございました。
来年ももちろん参加します。