2015/11/18

マラソン本の新刊

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マラソンブームでマラソントレーニング本の売れ行きが好調なのか、続々と新刊が登場しているようです。
11/18現在、すでに発刊されている本は、



一番上の本は読みました。Amazonのレビューでは評価はイマイチのようですが、容量の少ない新書の割には情報量は多く、実践的な内容が読みやすくまとめらています。最後に藤原新選手との対談が収められています。エリートランナーの談話はなかなか聞けないだけに、ここの部分をさらに増やして欲しかったかも。レビューでは低評価を付けている方も見えますが、物足りない内容では決してなく、モチベーションを上げるためにも効果的だと思います。

2冊目の本はまだ読んでいないのですが、目次を見ると、
・インターバル走と30㎞走は効果なし
・ウルトラマラソンも15㎞までの練習で十分
・30㎞走の逆効果
・ジョッグ主体の練習で2時間49分
・20㎞走×1回より10㎞走×2回
・15㎞までの練習で2時間37分
などなど、ビックリするような内容ばかりとなっています。

3冊目の本は、マラソンランナーではなくトライアスリート元プロの青山氏の本。下記のリンクにも著者のトレーニング・メソッドが掲載されています。

青山剛 - 記事一覧 - スポーツナビDo


次の本は、11/18現在予約中となっている本。

川内選手は各地で公演も行っており、その時に自分のトレーニング理論を語っています。その一部が下記の本にも掲載されています。川内選手のお母さんが書かれた本で、川内選手の生い立ちが紹介されているのですが、本の最後に公演の一部が書かれています。この件に関しては以前に取り上げたことがあります。


ランディノート: 川内優輝選手のトレーニング理論


最後は8月に出版されていた本。トレーニング本ではなく市民ランナーである著者のガン生還記。この本の存在は知らなかったのですが、非常に評価の高い本のようなので読んでみようと思います。

それと、マラソントレーニングというすでに廃刊となっている古い本があるのですが、マラソンのトレーニング本の中では優れた内容になっていました。以前、この本に関して目次などを書きました。

ランディノート: マラソントレーニング


このブログで紹介したとたん、中古本が一気に売れてしまい、高価なものしか残っていなかったのですが、執筆現在Amazonを覗いてみたところ、本体が500円ほどで数冊売られているようです。