2014/12/18

内藤さんと金田さんのゴールシーン

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Eテレで放送されている趣味Doという番組。「3か月でフルマラソン めざせ!サブ4」と題して、金哲彦さんがコーチとなり、元プロボクサーの内藤大助さんと、声優の金田朋子さんが、サブ4にチャレンジするという内容のシリーズ番組ですが、総集編を含めて全9回あり、執筆現在は「第7回 大会直前レース成功の秘訣」までの放送が公開されました。
第8回は、私も出場したいびがわマラソンの大会の模様を放送する予定ですが、すでに2人は完走しており記録は出ています。
内藤大助さんは、3時間58分51秒で目標クリア。しかし、金田朋子さんはなんと4時間1分29秒。。。
番組の目的である「めざせサブ4!」が失敗という結果に。

しかし、この公式タイムはネットタイムではなく、号砲が鳴ってからゴールまでのグロスタイムというもの。
スタートラインの先頭に立てば、グロスタイムが正確になりますが、大勢のランナーが一斉にスタートする大会では、スタートラインよりもはるか後方に並ぶランナーもたくさんいるため、後方のランナーほど号砲が鳴ってからスタートラインを通過するまで時間がかかってしまい、そのタイム分、ゴールタイムは損してしまいます。
ネットタイムというのは、スタートラインからゴールラインまでの純粋なタイム。
陸上競技としては、グロスタイムが公式タイムになるのですが、実際の正確なタイムはネットタイムの方になります。

Eテレの第7回「大会直前レース成功の秘訣」の番組では、いびがわマラソンのスタートに並ぶまでを放送していたのですが、内藤さんと金田さんは、スタートから100mほど後方の位置に並んだとのこと。
つまり、スタートラインまでの約100mの距離を、1分29秒よりも長い時間がかかっていたのなら金田さんはサブ4クリアとなるのですが、それよりも早く通過していたら、ネットタイムでもサブ4はクリアできないことになってしまいます。
結局、どうだったのでしょうか。

いびがわマラソンでは、ゴール地点に備え付けたカメラで撮影した動画を、YouTubeにアップしてくれています。
チェックしてみたところ、内藤さんと金田さんのゴールシーンを見つけました。
再生位置が、内藤さんは5分35秒あたり、金田さんは8分15秒あたりでゴールします。



2人のゴール後のシーンは、次の動画でも冒頭で見ることができます。



内藤さんは目標達成ということで、テンション上がって元気にゴール。たまたまハーフとフルの走路の幅を調整中だったため、誤ってハーフの走路に踏み込んでしまったようですが、その後の映像で、走路に問題がなかったのかを確認しているようです。
そして金田さんは、ヨレヨレ状態でゴール。金コーチに迎えてもらい、座り込んだ状態となっています。この時に周りで「59!59!」と言って拍手されていますよね。
ネットタイムでは、サブ4をクリアできたようです。ギリギリセーフ。というか、これだけギリギリでゴールするということの方が難しいレベル。
こればかりは、ヤラセやごまかしができないだけに、番組スタッフや関係者は、ゴール前でハラハラドキドキものだったことでしょう。

この番組の今後の放送は、第8回が「いざ本番“サブ4”への挑戦」。放送は12月22日(月)、再放送が12月29日。
そして第9回が「総集編」。放送は12月29日(月)、再放送は1月5日となっています。
楽しみですね。